宝石珊瑚のSANSUI

ジュエリーの事、珊瑚の事、そして地元高知の事 などなど・・・

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生きた宝石~! 

2013/04/29
Mon. 18:39

皆さん、ゴールデンウイークはいかがお過ごしでしょう

今年は、円安の影響で海外より近場に旅行する人が増えているようですが

皆さんは、どこか行かれましたか?

このブログに訪問して頂いてる方は、ほとんどの方が

珊瑚に興味のある方だと思いますが(珊瑚の事しか書いてない・・・)

そんな方に、ご紹介です


なんと、昨年の11月から沼津の沼津港深海水族館で

生きたままの宝石珊瑚が飼育・展示されているそうです

展示されている珊瑚は、昨年、研究用に潜水艇で採取されたものだそうですが

謎の多い、宝石珊瑚の研究が進む事を期待したいですね!

【沼津港深海水族館HP】 http://www.numazu-deepsea.com/


これは、白珊瑚ですね
後ろに写っているのは、赤珊瑚でしょうか

宝石珊瑚

深海のお魚も一緒です
こちらも白珊瑚!

宝石珊瑚

餌を与えると、ポリプを広げて捕食しているようです

宝石珊瑚
(画像は、沼津港深海水族館からお借りしています)


宝石珊瑚は、深海100メートル前後に生息しているため

生きている姿を見ることは、まず難しく

私も、見たことがありませんから

GW後半、まだ予定のない方や、

伊豆や箱根辺りに行かれる方が居ましたら

是非立ち寄ってみてはどうでしょうか?


珊瑚の他にも、シーラカンスの冷凍個体なども展示されているようです

生きた宝石に、生きた化石~

私も、機会があれば行ってみたいですね!


【沼津港深海水族館さんのブログ】
http://ameblo.jp/numazu-deepdea/entry-11397784731.html



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白くなった珊瑚は染珊瑚? 

2012/11/02
Fri. 23:22

メジャーな、ダイヤやパールと違って

珊瑚に関しては、扱っている宝飾店も少なく

宝飾業界でも専門的な知識を持った方も少ないと言えます

今日見た、あるサイトで 「知り合いから、赤い珊瑚のネックレスを貰ったのですが

使っている間に、表面がが白っぽくなってしまったのですが、何故ですか?」

という、質問があり

別の方からの

「白くなったのは、きっと白い珊瑚を赤く染めたもので、色が抜けたのでしょう」

という返答が、載っていましたが・・・本当にそうでしょうか?

質問と回答の文章は、私が簡単に省略して載せましたが

全ての内容を見る限り、ネックレスは天然の赤い地中海珊瑚で

使っている間に汗によって表面の光沢がなくなり、白くなったのではないでしょうか?

実際に、染めた珊瑚の色を抜いてみようと、色々と薬品を使って試したこともありますが

ある程度は抜けますが、白くなるまでは無理でした。

下の写真は、使っている間に白く変色した、地中海珊瑚のネックレスです

140642074.jpg

表面は艶もなく、白く変色し粉を吹いたように荒れた状態です。

珊瑚の主成分は炭酸カルシュウムです。

そのため酸に弱く、汗などが付いた状態でほっておくとこのようになります。

他にも、硬度が低いため、使っている間に細かな傷がついて

光沢がなくなる場合があります。

人工ではなく、天然の証拠でもありますが、

対策としては、お使いになった後は、柔らかい布で拭いてあげることです。

面倒に思われると思いますが、よく考えてみてください

千円のTシャツでも、一日着た物は洗濯しますよね

それを考えると、もっと高価な珊瑚ですから、

苦になるほどの手間ではないと思いますので 是非、実践してみてくださいね!

ただ、もし上の写真のような状態になっても、再度研磨すれば元通り

140643329.jpg


費用も、お店によって違うと思いますが、びっくりするような金額にはならないと思います。

これも、高価な服などはクリーニングに出すと思いますから、

それを考えれば 特に、高い費用ではないと思います。

ジュエリーや宝石と聞くと、いつまでも輝きを失わず、半永久的に使えるという

印象を持っている方も多いと思いますが プラチナでも細かな傷などが付いて曇ってきますし

K18も、黒く変色したりします。

ダイヤも裏側に汚れが溜まって曇ったり 場合によっては、割れることもあります。

時々は、プロによってメンテナンスやクリーニングをしてもらうことが

美しさを永く保つ秘訣と言えます。

上の質問をされた方も、このブログを見てくれればいいですけどね

プレゼントした方も、可哀想ですよね

今日は、ちょっと使命感に駆られて、書いてみました 





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ジャパンジュエリーフェアー「JJF」 

2012/07/19
Thu. 21:59

8月28日から、東京ビックサイトで

宝飾展が開催されます

今回は、初日に

宝石の四季さん 
日本珊瑚商工協同組合の共催で
講演&パネルディスカッションが開催されます


高知県/世界の珊瑚貿易の中心地~珊瑚の種類、生態、
高知県における珊瑚産業など、宝石珊瑚の魅力を探る~


https://ubm-japan.com/jjf/seminar/index.php


講師の先生は、元高知大学(現 立正大学)の、岩崎望先生です


一般の方は、入場できませんので

宝飾関係者のみ対象となりますが

今まで、珊瑚に関して、こういった場でセミナーが開催された事はありませんので

ぜひ、受講されてみてください


ちなみに、私は裏方ですが

JJF会場内のブースのどこかにも潜んでいますので、見つけて遊びにきてください~!



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解体ショ~ 

2011/07/29
Fri. 01:07


解体ショー、と言っても

マグロじゃないですよ

もちろん珊瑚

以前に紹介した赤ボケ珊瑚の原木の一部を加工するために

切断したところです

004a_20110728233900.jpg

以前の写真を見て、気が付いた人はいるでしょうか

実は

このピンク色の珊瑚の根元部分は赤い色をしているのです

岩にくっ付いていた部分

005a.jpg

これは、一度死んでしまった赤珊瑚を住処に

その上に、赤ボケ珊瑚が成長したもので

二代木と呼ばれますが、赤ボケ自体が珍しい珊瑚ですが

その二代木!超レアな原木です

ただ、問題は

一度死んでしまった物の上に、別の珊瑚が成長したと言う事で

断面が、あまり綺麗じゃない事が多いのです

ある程度は、想定して買っていますが

赤珊瑚がどこまで残っているのか

どの程度使えるのか

実際に切ってみないと分からない部分もあります

見える部分で、だいたいの判断をして

根元の少し上で切断すると

006a.jpg

二代木になっているのは、この辺りまでのようです

予定では、ここから綺麗なピンク色の珊瑚が取れる予定でしたが

小穴が沢山・・・ 

根元に近い部分は、二代木ではなくても

こういった、小穴がある事が多いです

海底に近いせいで、成長途中で海底の泥などが舞いあがった物が

付着するせいだと思いますが

大きなルースに綺麗な物が少ないのは、こういった事も有るからなのです


ただ、幸いにも少し上は綺麗な断面

010a.jpg

いいルースが出来そうです


そしてもう一つ気になるのが

赤ボケ珊瑚に包まれている赤珊瑚

根元部分、二番目の写真を見ると

もしかすると、綺麗な赤珊瑚が中に残っている可能性も

なんて事も

分かる人には分かるんです

で、一部を切断~

007a.jpg

009a.jpg

外側部分を削り取れば

使えそうです

赤とピンクが、まだらになっている感じですが

これはこれで、面白いものが出来そうです


珊瑚の原木は、同じ物は有りませんから

今までの経験の中から、内部を想像しながら

その珊瑚の美しさを、最も引き出せるように研磨していかなければなりません

同じ原木でも、場所によって状態も様々

人間の都合には合わせてもらえませんから

やみくもに加工したり、身勝手なデザインに合わせていたら

貴重な珊瑚を台無しにしてしまうことになりますね


今後は、ますます貴重になりそうですから

更に、経験や知識、技術が重要です

加工する側も、レベルアップしないといけませんね




ちなみに

断面にキズのあったピンク色の部分で造ったルースです

013a.jpg

裏側は、キズがありますが

表はとても綺麗な

クッションカットのようなルースが出来ました

014a.jpg


実物は、もっと綺麗ですよ 






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珊瑚の採取海域 

2011/07/06
Wed. 17:36


昨日、珊瑚の採取海域について少しお話したので

今日は、その補足を

現在、高知県では、室戸岬周辺と足摺岬周辺・宿毛湾近海の許可された海域のみで

採取がおこなわれています

下の地図の、左側が昨日紹介した足摺岬から宿毛湾

右側が室戸岬で、どちらも赤い線の内側が、採取が許可されている海域で

方位などによって、細かく決められています。

また、採取に使われるロープの長さも300メートルと決められています

船舶免許をお持ちの方なら分かると思いますが

真下に沈めても、潮の流れでロープは斜めになりますから実際は

300メートルよりも浅い海域でしか採取できませんので

あまり沖の方まで行っても、漁具が届かないと言う事になります

mfrxh001a3.jpg


覚えていますか?

昨日の紹介した釣りのポイントは、ちょうど足摺岬の先端あたり

110703_114329a.jpg

この写真の、後ろに映っている岬の先が境界線となり

それより向こうが許可されている海域となります

私が釣りをしていた所の沖は、禁止海域ということになります


今後は、期間や時間帯など、更に規制が厳しくなるそうです

ますます貴重な宝石となりそうですが

乱獲して、取りつくしてしまってはいけませんし

永く後世まで、綺麗な珊瑚の採れる海として、残していかないといけませんね。








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2017-06

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